Gymnopedie no.1

ピアノを再開して最初にレッスンを受けた曲がエリック・サティのジムノペディでした。


過去に弾いたことがあったので、手始めにやるにはちょうどよいかと。


私が好きな作曲家や演奏家は奇人、変人、異端児と言われる人が多いように思います(奇人が好きなわけではなく、奇人が生み出す音楽が好きなのです)。


エリック・サティもそのひとりです。


彼はパリ音楽院に入学するも、肌に合わず中退。


その後、パリのキャバレー「シャ・ノワール(黒猫)」でピアニストとして演奏していました。


このシャ・ノワールでもジムノペディを演奏していますが、会話の邪魔にならないような演奏を意識していたそうです。


晩年、「家具の音楽」という室内楽曲を作っていますが、サティは家具のようになんの違和感もなく存在する音楽を目指していたそうです。


個人的には、ジムノペディは雨の日に弾きたくなります。


雨音がとてもお似合いだと思います。


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